資料作成のテンプレート

資料作成のPaperdockです。今回は、資料作成の手間を省くテンプレートのご紹介です。デザインに優れ、資料作成の手間も省けるテンプレートをご紹介します。テンプレートってみなさんどの程度活用していますか？イチからデザインも含めて資料を作成するとなると相当骨が折れますよね。そこで、今回は、テンプレートを活用すべき理由と、おすすめテンプレートを一つご紹介します。

デザインは素人が手を出すと大惨事になる

見栄えのいいデザイン、調和のとれたデザイン、情報の整理されたデザインなど、何かに秀でたデザインというのは、緻密に計算されています。色、余白、フォントの種類など、考えるべきことは枚挙にいとまがないほどです。優れたデザインは直感的に素晴らしく思え、その背景にあるセオリーなどを感じさせないため、センスで作るものだと思われがちですが、そうではありません。「芸術は問いを与えるものであり、デザインは解を与えるもの」という箴言が示す通り、デザインは一種の学問と呼んでも過言でもありません。学問であるならば、第六感や直感などで取り扱うものではないはずです。

テンプレートはデザイナーが作っているものが多い

すべてのパワポテンプレートがデザイナーによって作られているわけではありませんが、おおよそ、デザイナーが作っているものが多いです。 Web上で検索してみると、無償で利用出来る資料テンプレートは数多くあります。もし、デザイン会社が作っているものを見つけたら、儲けたものです。デザイン企業が公開しているテンプレートは、会社の信用にも関わりますから、熱心に作り込まれた、クオリティの高いものが多いのです。

デザインを考えないことにする

プロのデザイナーが作成したデザインを信用することで、あなたの脳のメモリは、デザインに対する意識を節約することができます。つまり、資料の内容に集中することができるわけです。もちろん、あなたが資料の各パーツをレイアウトしなければなりませんが、色やフォントなどを選定する悩ましい時間からは解放されることでしょう。また、なるべく、デザインはテンプレートのものをそのまま使うようにしましょう。初めは多少窮屈に思うかもしれません。テンプレートにないデザインを組み込みたい、そう思う方もいらっしゃいます。ここが大事故の元になる原因です。テンプレートは完パケ（完成パッケージ）です。そこで、素人の我々が、デザインをいじるとなると情報の強弱が混沌としてしまいます。

本来強く主張するべき文言に対して使う色より目立つ色を使ってしまった
柔らかなテイストのテンプレートだったが、四角の角丸をなくしたため、調和が崩れてしまった
違うフォントを使ったために、余白の制御がうまくいかなくなった

など、事故になる原因はいくらでも挙げられます。そういったことはプロに任せて、プレゼンターもしくは資料作成者であるあなたは、内容に集中しましょう。

不調和は予期せぬ意図を感じさせてしまう。

（どうしても逆V字になって鳥が飛んでいるように見える。鳥を一羽ずつ別個に見てはいないはずだ）さて、次の箇条書きを見てみましょう。

吾輩は猫である
名前はまだない
どこで生れたか頓（とん）と見當がつかぬ。

このリストと

我輩は猫である
名前はまだない

どこで生れたか頓（とん）と見當がつかぬ。

と、一箇条が一つ離れているだけで、何か意図を感じませんか？これが調和やルーティンデザインを崩した時に聴衆に対して意図を感じさせてしまう一例です。視覚的に近いものはグループ化され、遠いものは別のグループと捉えられます。上の例で言うと、どこで生まれたのか、ここからストーリーが掘り下げられていくような気さえします。ただの箇条書きですら、こう言った効果がありますから、ビジュアルに富んだ資料ではますますその効果が強まります。

資料作成はPaperdockへ！

Paperdockでは資料作成代行はもちろん、資料デザイニングのコンサルティングも行っています。そのため、テンプレートを使って資料作成をする時間もないという方でも、安心してご依頼いただけます。 Paperdockではインフォグラフィックを代表とした、情報整理のデザインを心がけています。納得のいく資料作成代行はPaperdockまで！