若手コンサルタントに捧ぐ!プレゼン資料バッドノウハウ!!

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資料作成のPaperdockです。いままでは、Paperdockのノウハウと、筆者のプレゼンノウハウを掛け合わせて、グッドノウハウを紹介することが多かったのですが、今回は視点を変えて、バッドノウハウをご紹介します。 こういう作り方をすると、聴衆から冷ややかな視線が痛く感じることになるでしょう(笑) 特に今回は、資料作成に関するバッドノウハウです。反面教師として覚えておいて損はないでしょう。以後、定期的にバッドノウハウをご紹介します。

目的・ゴール・目標の設定が曖昧

aim-for-arrows-in-meadow プレゼンは提案です。TEDのような「お話し」をきくプレゼン大会でも、知らない人が聞けばそれは提案です。提案というのは、新たな情報を聴衆に与えることです。このとき、聴衆に何を伝えるかというゴールが曖昧だと、聴衆もメッセージで何を持って帰るか迷ってしまいます。 英語では、プレゼンのコアとなるメッセージをTake-home messageといったりします。文字通り、家に持って帰って家族に話す内容です。これが研ぎ澄まされていると、あなたが伝えたい主題は、聴衆にしっかり伝わったことになります。 資料作成時から、ゴールは何かを常に意識してストーリーを作り上げてください。

いきなりパワーポイントを起動する

パワーポイントやKeynoteは便利なツールです。通常時、プレゼンといったら、これらのプレゼンツールを思い浮かべることでしょう。 でもちょっとまってください。あなたのプレゼンはパワポが作ってくれるものではありません。資料をつくるのは自分の思考と、収集した情報です。パワポやKeynoteはあくまで、プレゼンを表示させるものだと思ってください。

紙とペンでラフ案を作る

15232774180_d21c93661b_c まずは、紙とペンでラフ案をつくってみてください。もし、あなたの頭の中で細部までパワポをどのように作るか、考えられていたとしても、騙されたと思って作ってみてください。 ラフ案を作る効果は三つあります。

  1. ざっくりつくることで、時間を短縮することができる
  2. プレゼンシナリオの大筋を確認することができる
  3. 実物を紙に書くことで、推敲することができる

です。あなたが、世界最高の天才と誉れ高いジョン・フォン・ノイマンでもないかぎり、頭の中のアイデア全てを頭の中だけで確認し、そこに修正を入れるということは困難なことです。 そして、その困難を可能にすることに努力するのは時間の無駄というものでしょう。紙に書けば済むことですから、アナログでもなんでも、ラフ案をつくってみてください。iPadのようなものでもいいです。実際に手を動かすことで、思考が整理されて行く経験がある方も多いかとおもいます。

スマホで画像を撮って、確認を取る

8378846286_f7b4460edf_c 筆者自身、コンサルタントの経験がありますが、手書きのラフ案を誰がみてもわかりやすい状態までざっくり作っておくと、上司に確認を取るときも、クライアントに確認を取るときも、スマホで画像を撮って送るだけで十分です。 むだに凝る必要はありません。こまめに、しかし迅速に確認を取るということは、それだけビジネスにおいて価値があります。確認を取るためだけにパワポをチマチマ作っているようだとスピード感に欠けます。 多少の粗さは残っていていいのです。手書きでざっくり書いて、スマホでパシャっと撮影し、送りましょう。 そこでOKが出たらいよいよパワポで作成します。

いよいよパワポ。でもイチから作るのは待て

hands-with-pencil-and-ruler もし、あなたがパワポを白紙ページでイチから作るとしたら、それは時間の無駄と思ってもいいでしょう。個人的には、その仕事はデザイナーのやる仕事だと思っています。 あなたがイチからデザインも含めて資料作成をするというのは、デザインに充てる時間と内容に充てる時間でかなりの時間がかかってしまいます。 幸いにも世の中のデザイナーが自分の作品として、パワーポイントのテンプレートを公開しています。これを拝借しましょう。 例えば、こちらのテンプレートは質も使いやすさも高いものです。 また、あなたが、フリーランスのコンサルタントであれば、オリジナルのデザインテンプレートをデザイナーに作ってもらって、一つ持っておくのは、すばらしいアイデアです。数万円から発注することができます。これによって、毎回デザインが統一され、ブランディング戦略としても効果を発揮することでしょう。

内容に全て注力する

あなたが考えるべきことは、調和のとれた色ではなく、フォントサイズでもなく、内容です。シナリオにこそ、時間を割くようにしてください。 ですので、上述のラフ案を書いてる時点であなたの仕事の8割は終わりです。あとはテンプレートを使って、内容を流し込んでください。

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