プレゼンの極意【Preziというプレゼンツール】

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こんにちは。 プレゼンツールと言えば、皆さんお使いなのが、Powerpoint, Keynoteではないでしょうか?筆者もよくKeynoteを使ってプレゼンします。どちらもよくできた素晴らしいソフトです。 ただし、どちらもよく見かけるプレゼンになりがちなのは仕方のないことです。 今回はプレゼンツールの革命とも言われた、Preziというプレゼンツールをご紹介します。 スクリーンショット 2016-06-30 16.27.41

まず使ってみよう

  こちら、本プレゼンのために本記事の筆者が作成してみました。内容はテキストだけですが、是非ご覧いただければと思います。 まず、中央の再生ボタンを押していただいて、その後、ロードされると、スライドの下部に矢印が出てきます。これがページ送りになっていますので、自由に動かしてみてください。 文字が小さいな、と感じたら、拡大することもできます(タップやクリックでできます)。

やったことはテキストの入力だけ

スクリーンショット 2016-06-30 16.30.28 ※実際の編集画面 このプレゼンを作る時に行ったのはテキストの入力だけです。テンプレートを使えば元から、視点の動きは、設定されています。 アカウントを作るとすぐにチュートリアルで操作しながら、Preziプレゼンの作り方を学ぶことができます。 直感的な操作感で、むしろPowerpointやKeynoteよりもやることは少ないように感じます。

シェアするという思想

globe-earth-travel-navigation-world-planet-global プレゼンを広めるためにも、Preziは作ったプレゼンをシェアできます。無料のPublicアカウントは、非公開設定ができません。非公開にしてPreziを使いたい場合は、有料プランを使ってみましょう。無料のトライアルコースもありますので、その期間のうちに使ってみるというのも手かもしれません。 本記事にも埋め込んだように、WebサイトにPreziのプレゼンを埋め込むことができます。また、Webサイトを持っていなくても、URLが発行されますから、URLを送ることで、様々な人とプレゼンをシェアできます。 PowerpointやKeynoteツールはデータを持っている人が閲覧できます(オンライン版はさておき)。また、設計した通りのレイアウトで見るためには、アプリケーションをインストールする必要がありますので、これもシェアするという観点には不向きです。 URLを知ってさえいれば閲覧可能というPreziは大変便利ですね。 今はオープンであることが求められる時代になりました。特にソフトウェアやアプリケーションは無料で使うことができるものが増えています。こういった時代に沿った設計思想になっていますね!

全体像を意識できる

Preziのプレゼン見ていただけたでしょうか?視点が動くことで、各スライドを見ていく形なので、常に全体の中の一要素だということを表すことになります。 プレゼンは全体として意味をなすコミュニケーションです。各スライド一つずつを切り取ってみても、意味が通りません。Preziはいつでも全体像を確認することができます。要素に集中したければ、拡大できますし、全体像を見たければ縮小して確認することができます。 方や、PowerpointやKeynoteでは、全体像→スライド1→スライド2→…→全体像スライド のように、一枚ずつぶつ切りになっている点で、全体像を都度確認するようなことはできません。

悪いこともある

デメリットもお伝えしないと、フェアではありませんよね。ということでPreziのデメリットも見てみましょう。

動きすぎると酔う

長時間のプレゼンになると酔います。視点がぐるぐる動くので、拡大縮小など、初めはすごいと思うのですが、使いすぎると聞き手は酔いそうです。

注目はズーム

これも一長一短ですが、注目するための機能は、基本的にズームです。PowerpointやKeynoteのようにアニメーションが、お手軽に作れるわけではありません。また、しなくていいズームをすると、結局何が言いたいのかわからなくなるという場合もあります。

実は難しい

Preziはうまく使いこなせるとかなり画期的なツールです。ただし視点移動によって、聞き手の集中は否応なく画面に表示されているものに集まります。つまり、前に見た画面を忘れてしまいがちです。使うのは簡単ですが、情報のデザインが難しいです。 全体像と個別要素とで、適宜行き来しながら、話していくと良いでしょう。  

まとめ

いかがでしょうか?紙芝居型のプレゼンも、Preziのようなズームインプレゼンも一長一短があります。発表の内容や、誰に対する発表かで、使い分けたいですね!


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