フリーコンサルタントにとっての”資料作成代行サービス”の価値

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コンサルタントの仕事における”資料作成”

近年、いわゆるフリーランスと呼ばれる組織に属さない働き方や、パラレルワークと呼ばれる本業を持たずに複数の職業を持つ働き方、また自ら独立・起業する働き方など、今までの生涯同一企業で働き続けるという流れが変わってきているのは、読者の皆さんも肌感覚としてあるところだと思います。 そんな中、もともとコンサルティングファームで働いていたコンサルタントが独立・起業し、フリーのコンサルタントとして活躍する方も年々増えてきています。 今回は「資料作成代行サービスの活用事例」として、独立・起業し、フリーとなったコンサルタントが、自らの業務効率化の一つの手段として活用している”資料作成代行サービス”をご紹介します。  

そもそもフリーコンサルタントって?

資料作成コンサルタント① ”コンサルタント”というと「マッキンゼー」や「アクセンチュア」「ボストン・コンサルティング・グループ」といったいわゆるコンサルティングファームを思い浮かべる方が多いかもしれません。 まさにそういったコンサルティングファームを出身母体とし、自ら、自分のコンサルティング力、デリバリー能力、戦略構築スキルなど、特定のプロフェッショナル分野を生かして独立・起業し、フリーで活躍するコンサルタントが近年増えてきています。 その背景には、フリーで活躍するコンサルタントを支援するため、そして実際にコンサルタントを活用したいクライアント企業のニーズにこたえるために、人材調達支援・マッチングサービスを展開している企業の存在があります。 代表的な事業者としては、 ①フリーコンサルタント.jp(http://freeconsultant.jp/)[株式会社みらいワークス(http://mirai-works.co.jp/)] ②コンサルサーチ(http://consulsearch.com/)[株式会社ワークスタイルラボ(http://workstyle-lab.com/)] などがあげられます。 こういった人材調達支援・マッチング事業者の登場も相まって、コンサルタントが独立・起業し、フリーで活躍するインフラが整ってきているというのも、近年働き方が多様化している理由の一つでしょう。 具体的な独立・起業したコンサルタントの働き方に興味がある方は、株式会社みらいワークスが展開する「フリーコンサルタント.jp」のサイト内に、実際に独立・起業したフリーのコンサルタントのインタビュー記事「ワークスタイル」がありますので、是非とものぞいてみてください。 http://freeconsultant.jp/workstyle  

コンサルタントにとっての資料作成を外注する意味とは?

資料作成コンサルタント② そんなフリーのコンサルタントですが、場合によっては、複数の案件を同時並行でこなしている場合が少なくありません。プロフェッショナルとして、複数のクライアントに対しての価値提供に日夜、頭を悩ませるわけですが、そんなコンサルタントの業務において、やるべきこと、 それは・・・ ①考える ②伝える ③合意形成する ・・・いってしまうとこの3つしかないと言っていいでしょう。 この3つをひたすら高速で回し続け、少しずつ、一歩ずつ、プロジェクトゴールに向かって進んでいくわけです。 そんな中、この2つ目の「伝える」際に非常に重要なのが「資料作成」です。日々発生するクライアントとのミーティングのため、都度都度、それまでに考え抜いたソリューションなり、課題整理をなりを、実際に資料に落とし込むわけです。 つまりはコンサルタントの仕事の多くは、”考える”ことであるとともに、最終的にはそれを”資料にわかりやすく落とし込む”、ということになります。 多くのコンサルタントは、本来であればコンサルタントの本質的価値である「考える」ことに重きをおきたい、時間を使いたいところですが、実際は中々そうはいかないのが現実。 そんな忙しいコンサルタントの強い味方となりうるのが”資料作成代行サービス”です。  

頭の中の「構造化」のお手伝い

コンサルタントはいうなれば「資料作成のプロ」です。しかし、プロだからといって、同じ資料作成のプロである”資料作成代行サービス”を使わないということではまったくありません。 ・翌日の16時までに、クライアントに対しての仮提案資料をつくらなければならない ・トータル約50ページのうち、まだ20ページしか完成していない ・残りの30ページは資料の骨子・ストーリーはある程度頭の中にはあるものの、それをわかりやすく、構造化・体系化・フレームワーク化をする時間がない といった状況に立たされた時に、自分の意図を汲み、自分の手足として資料作成工数を肩代わりしてくれる強い味方がいないものか?というのは忙しいコンサルタントならば一度は感じたことがあるのではないでしょうか? コンサルタントの資料は、他のパワーポイント資料とは少し毛色が異なり、資料としてのわかりやすさはもとより、「体系化」「構造化」「フレームワーク化」が必須となってきます。そのためにはやはり資料作成者がコンサルタントとして経験を積んでおり、その知識とスキルを有していることが必須条件です。 そこから、資料のイメージをスケッチしたコピーなどを元に、直接、コンサルタントと電話でヒアリングを行い、ブレストしながら、1ページずつ、どのようなフレームを用いて作成していくのかをイメージを付けていきます。これは、コンサルタントの頭の中の構造化のお手伝いをしていくことに他なりません。 ここからはとにかくスピード感もってイメージした構造化・体系化・フレームワークを実際に資料に図化していく作業にはいり、それを、納品⇒確認⇒修正⇒納品⇒確認⇒修正、、、を短サイクルで繰り返していくのです。 このような時間がない中での資料作成においては、ヒアリングしながら、いかに資料のイメージを共有していくかが手戻りを少なくするための勝負所となります。それらのスキルは一朝一夕では生み出せず、経験豊富な資料作成コンサルタントが、お客様からのヒアリングをもとに、イメージを作り上げていく必要があります。そして、それを短サイクルで修正⇒確認を繰り返していくスピード感が求められます。 資料作成コンサルタント③   このように忙しいコンサルタントにとって、クライアント企業に対しての「伝える」武器となる「資料作成」を自分の手足となって請け負ってくれる資料作成代行サービスは強い味方となるでしょう。 資料作成代行サービスは、決して「パワーポイントが苦手」な人のためのサービスではありません。「パワーポイントは得意、でも時間がない」もしくは、「自分の頭の構造化のお手伝いをしてほしい」というニーズに対しても、大きな価値を発揮するのです。


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