あけましておめでとうございます。
資料作成のPaperdockです。本年もPaperdockをよろしくおねがいいたします!
今回は、インタラクティブなプレゼンテーションを可能にする、Googleスライドの使い方をご紹介します。
従来のプレゼンテーションは、確かに、スライドがあろうとも一方的なスピーチで終わることが多かったでしょう。
現在もPowerpointやKeynoteなど、だいぶわかりやすくなって来ましたが、プレゼンテーションの形式としては、最後に質疑応答がある形式というのは変わりません。
もしこれが、プレゼンテーション中にもオーディエンスとリアルタイムでやりとりできて、
かつ、オーディエンスの質問を見ながらプレゼンをできるのだとすると、もっと面白いプレゼンテーションになると思いませんか?
ちょっと宣伝的になってしまいますが、Googleスライドはリアルタイムで複数人が編集できるというのは、GoogleドキュメントやGoogleスプレッドシートでも同様です。
資料制作のときからリアルタイムでオープンに作ることができます。
PowerpointやKeynoteではなかなかこのように複数人で同時に編集するというのは難しいですね。
おなじチームで話し合いをしながらプレゼンを作れるというのは、さまざまなオーディエンスに伝えやすく制作するためにも有効な手段です。ぜひ使って見ましょう。
2016年5月から搭載された機能です。
リアルタイムで、QandAのセッションを開けるようになりました。
これによって、プレゼンターとオーディエンスはさらに距離が近くなったと言えるでしょう。
余裕のないプレゼンターには注意です。質問ばかり答えて、話の脈略を追えなくなってしまいます。リアルタイムで質問に答えられるのはいいのですが、すべての主張を伝えられないのでは、本末転倒です。
余裕がない場合は、リアルタイムで答えるのはやめましょう。一通りプレゼンを終えた後にQandAのセッションはその時点でも見ることができます。
これをクリックすると、プレゼンテーションモードに切り替わります。
この状態で、左下に「プレゼンター表示」というボタンが出て来ます。
これをクリックすると
このように、ユーザーのQandA機能を開始することができます(新しいセッションを開始)。
QAセッションが開始されると、URLが発行され、ここにアクセスすると、質問をすることができます。
ユーザーがこのURLにアクセスすると下図のような簡易的なWebページにリンクします。
ユーザーの画面はこちらですが、プレゼンターには次のように反映されます。
このようなクラウドによる連携機能で、プレゼンターとオーディエンスがリアルタイムでやり取りすることができます。
質問以外にも、プレゼン資料の社内レビューとしてここはこう変えた方が良いなどのリアルタイムメモ機能としてレビューを集めるということにも利用できそうです。
いつでもオーディエンス対プレゼンターとして使わなくても良いので、リアルタイムでリアクションをまとめたいという場合には、この機能を使ってみましょう。
オーディエンスはスマホでも気軽に質問することができるのです。さらに、TwitterやUstreamなどつかって遠隔地にいる人にもリアルタイムでプレゼンの様子を見せることができるようになっています。
質問はいままではTwitterなどですることが多かったですが、プレゼンターはプレゼン中はTwitterを見ませんので、google スライドではこの点でも、リアルタイムでコミュニケーションを取れるようにしています。
ぜひ、様々な工夫で、Googleスライドを使ってみてください。